|
|
|
恋
|
作詞 恵礼 |
|
身長とかテストの点とかでくだらない争いをして
笑いあっていたあの頃
落ち込んでいたときはいつも声をかけてくれたっけ
何年かたってワタシもアイツも
男友達女友達つくって
カラオケとか買い物とか行くようになって
話す機会が減っていく中ではじめて
アイツを男としてみるようになった
親友がある日「好きな人ができた」とか言ってきて
その名前はアイツだった
なぜかワタシは胸が痛んだ
この気持ちがなんなのかわからなくて
「協力してくれ」って言葉にも素直にうなずいた
そして今 昔は同じぐらいだった身長も
ワタシは見上げないといけないくらい差がでて
周りの友達が次々と彼氏をつくっていく中ではじめて
ワタシはアイツが好きなんだなぁってわかった
地球がひとつ歳をとるにつれて
アイツはワタシからどんどん離れていく
「わたしだけを見て欲しい」
なんてワタシは欲張りなのでしょうか?
この胸いっぱいの思いを
全部アイツにぶつける勇気がもてなくて
それでこの思いに「気づいて欲しい」なんて
それは単なるワタシのワガママなのでしょうか?
久しぶりにアイツとゆっくり話せるときがあって
ワタシは名前を言わずにこのことを相談してみた
そしたらアイツは自分の事だと知らずに
昔のままの優しい笑顔で言ってくれた
「ゆっくりがんばればいいじゃん」
|
|
|