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哀愁の月
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| 作詞 如月 紅 |
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迎えに行くよ 紅葉ふる夜に
抱きしめたい 光羽ふる夜に
いくつもの視線の先に ふるえる君が たたずんで
そばにいたい 愛しむ想い
見つめたい 儚い暗闇
言葉無き時のハザマ ただ君と寄り添って
紅い風に流される 黒い柔らかな髪が
僕の頬を包んで くすぐる
後ろから抱きしめる君は 静寂の寝息
切ない風には 不釣合いな暖かな想い
手を重ねるたびに思う二人の距離は 遠すぎて
君の持たない 幕の上がらない恋は
ひたすらに僕の体を駆け巡る
誤魔化しきれない 捨てきれない感情は
悲観の心をしめつける
気付いた時には遅すぎた 大切な気持ち
嘆きの叫びは君に届くはずもなく
時の流れを 狂わせるだけ
君は 人格を失った僕しか知らない
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