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思春期
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作詞 キノ=シカーフォン |
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「夢はありますか」と訊かれ答えられないでいる
趣味や特技が無い、自信もない
「好きな人いますか」と訊かれ答えられないでいる
あの子への思いは何なのだろう
何気無く生きているけど
悩みの一つ二つ、僕にだってあるさ
今日もまた部屋で一人で思うよ
方程式の様に
答えは一つじゃなく
人それぞれだから
みんな悩んでる
面倒だけどこれが、思春期の悩みってヤツ
つまり僕は少なくとも「子供」じゃない
かと言って「大人」じゃない
逃げてる訳じゃ無いんだけど
「子供以上、大人未満」それが僕さ
人に言われなくたって、やるべきことは分かっている
一番の理解者はやっぱり自分
いつの間にか僕は、自分に甘くなっていた
「大人」になること怖がってた
「子供」のままはイヤだけど
「大人」への憧れ、僕にだってあるよ
部屋の天井見つめて思った
過去も未来も今も全部ひっくるめて
僕は僕なんだ
甘えるのはやめよう、新しい自分を創ろう
もっと自信をもって、生きてゆこう
「時間の流れには逆らえない」なんてことじゃ
流れない思いが確かにある
大きな夢も無い、大好きな人もいない
けれどいつか僕も大人になろう
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