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すべて時の中で
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作詞 SHEZA |
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彷徨う夜の街 追い越す風が
散りゆく木々へ痛みを運ぶ
このまま僕も一緒に高く空へ
舞い上がっては深く深く 落ちてしまえたら楽なのに
色を変えた 立ち並ぶ店の群れ
置いてきぼりの麦藁帽子が
籠の中つまれた まるで僕だった
巡り変わりゆく君の心も
移ろう時間を 僕は許して
ただそれが今胸に痛い
ここにいてと 願うわけじゃなくて
ぽっかり開いたまま 塞ぐことも
何もできずに穴は広がって
ここから僕は何処にもいけないから
立ち止まってはいつもそばで 抱きしめてほしいわけでもない
悲しいのは 消えた光なんかじゃなくて
顕微鏡越し 小さな僕の
後悔さえもそう 流し去る時間
一度振り返る君の笑顔が
ひだまりへ急ぐ 季節変わりは
今そしてこの胸に痛い
まだ思い残すわけでもないけれど
ただ君といた夏の日を
過ぎた今に君はいないね
置いてきぼりの麦藁帽子が
籠の中つまれた まるで僕だった
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