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横断歩道
作詞 千鶴
少しだけためらって 窓の外の空を見た
真っ青で高い青ゾラ 飛行機雲浮かんでた

何に取りつかれてるんだ それすらわからずに
なんだかやるせない気分 今日もカーテンを閉めた

遠く消えたあの日の自分を思い出す
いつも震えていた君の手を握れなかった

一歩が踏み出せなかった
横断歩道渡れずに
少しずつ弱ってく君を僕は見てるだけ
何かを変えようとして
必死にもがいたけれど
大切なものが何かわからないまま


僕は今何がしたいんだ 自分のことがわからず
思い出すのはただ1つ 君のことだけだった

後悔なんてもんじゃない ただただ悔しくてイヤで
そんな自分が嫌いだった 世界中で一番

雨が降ったあの日に君に会った
僕は笑顔を顔に張り付けていた

「さようなら」が怖くて
僕は必死で逃げていた
そうすることで君を苦しめるとわかっていても
どうしようもできなくて
そんな自分が憎かった
君のその涙を僕はきっと忘れない


白い入道雲 照り返す黒い道路
あの日信号は青 横断歩道の前だった
僕は踏み出せなかった
君の背中追いかけること出来ずに
記憶だけ蘇る

遠く消えたあの日の自分を思い出す
いつも震えていた君の手を握れなかった

君は前を向いていた
横断歩道渡ろうと
もがいて苦しんでいたけど君は歩いていた
僕はその君の背中を
押すことができなかった
大切なものを守ることできなかった

今君は幸せですか
君を今も思い出す
あの日の横断歩道を今僕は歩いてく
何かを変えることが
できたのかはわからない
だけど今僕は前を向いて歩いてく

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 横断歩道
公開日 2008/07/13
ジャンル ポップス
カテゴリ その他
コメント 「思春期時代を思い出す、自分」がテーマです。
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