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蒼い赤
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作詞 死処 |
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深い蒼に 満るその時までは
靴紐結んで立ち上がり パンを咥えて扉を開く そんな日々
退屈と安寧を享受する普通な日々に嫌気がさしていた
照りつけた太陽が 雲一つない蒼い空が 僕の心を平らにするんだ
深い蒼に 染まるその時までは
平凡を退屈と言い換える僕の 平和を受け入れられない僕たちの
眠って起きて怒られて それでも笑って話した昼休み
僕らの青春で、それは決して窮屈ではなくて けれどもそれは退屈で
ううん 平凡は退屈、なんにもないそう思ってしまったんだ
深い蒼が赤く染まって満るその時は
もう遅くて僕たちは 取り返しのつかないことのなっていて
それで昏き魔物が飛び、見慣れた町々は焼き尽くされてそれで
僕の、僕らの生活は
安寧の享受は幕を閉じた 終わったんだ
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