|
|
|
アスバウンドホーク
|
作詞 キヨカ |
|
いまでたっても消えない 火傷みたいな記憶があってさ
どうにも遣り切れないのを いまだ抱えて放せないんだな
もう一回何回やったって 思い出すのはあのゲーム
伸ばした先の届かぬ手 抗えぬまま沈む暗い声
跳ぶ術持たぬ烏合の衆 祈り願って宙を仰ぐのに
マグレの要らないアイツは ひとり先の宙を見てるんだな
もう一回何万回やって 思い出すのはその弾道
無慈悲な軌跡が脳裏に焼き付いたまま離れないんだな
何も知らないままでいるのが
誰かを傷つけてはしないか
それで今のオレがあるのを
アイツが知れば笑うだろうか
がむしゃらな感情ばっか重ねていたら
あの日の悔いや絶望まで紛れてしまった
全然もうこんなんじゃダメだよな
負けていられないんだ そう思えてしまったんだ
上手くなるっきゃないだろ それしかないもんな
どんな理由があっても 味方を敵にできはしないから
アイツに認めさせること それぐらい望んだっていいよな
もう一回何回やったて 思い出すのはあのシュート
ボールがリングを貫く隙間に心まで押し込んでは
「天才になんか敵わないんだ」
そんな想いに逃げちゃいないか
楽な道じゃなくもていいさ
飛び立つための翼をくれよ
有りふれた感情だって重ねていけば
アイツと過ごす日々もいつか形になるって
なんだかもうそんな気がしちゃうんだ
アイツと勝ちたいんだ そう思えてしまったんだ
戦いたいんだ このチームで先へ
この手が繋いだパスが今
アイツとコートに立つただ一つの証明
キツくてもやっぱ楽しくて
笑った気がした そんなふうに見えたんだ
重なった感情全部詰め込んで
笑顔や涙、痛みさえも自分になるんだ
オレたちは絶対に諦めない
最後に零れ落ちたこの小さな滴
静かに呼吸を合わせ目を見開いた
眼を見開いた
眼を見開いた
掲げる言葉は
|
|
|