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居残り犯
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作詞 Lily |
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分からないことだらけのまんま
大人になっていくとして
それで困ることなんて
精々常識の範疇だ。
教えられた数式も案外大したことはなくて
掛け算すらもわからなくたって
未来の僕らは困りはしない。
そんなことで困ってしまって
そんなことで躓く世界なら
むしろ自分から飛び出して
この世界なんてララバイ。
そうさ僕ら人生の居残り常習犯
大人の言う正解なんて
何一つわかりたくなんてないんだ
一生このままだって構わない
大人になって歪む世界なら
子供のままで、純粋なままで。
何もかも投げ出して走り出す
裸足のままで、擦りむいてでも
きっと僕らは立ち止まらずに。
理解できないことが増えて
子供のままじゃいられないの?
感情を押し殺してでも
手に入れたものに価値があるのか
教えられた昔の人々の名前なんて
実はただの知識欲でしかなくて
知ってた方が得ではない。
もしもそんなことで損をして
そんなことで否定される未来なら
いっそ教科書なんて破り捨てて
この世界なんてララバイ。
そうだ僕ら人生の居残り常習犯
きっと答えがわからなくたって
どうだ、何一つ怖くなんてないんだ
一生指を刺されてたって構わない
言いたいやつは言えばいいのさ
子供のままで、無垢なままで。
大切なものだけ抱えて飛んだって
それがどれほど重くても離しはしないから
きっと僕らは青春(せかい)の虜
息ができない、そんな日もある
くだらない戯言だと、叱られて
「そんなんでどう生きていくの?」
赤点ばっかの解答用紙
そんななりで生きていく。
僕は僕だって声を荒らげて。
そうさ僕ら人生の居残り常習犯
大人の言う正解なんて
何一つわかりたくなんてないんだ
一生このままだって構わない
僕は僕だって叫び続けよう
子供のままで、子供のままで、どうか。
きっと何もかも救ってみせるなんて
大それたことを荒らげてさ
きっと僕らは立ち止まらずに。
この手に抱えられていられる愛を
いつだって僕は青春と呼ぼう。
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