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不毛
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作詞 はなの |
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あなたに会えるだけで幸せと思って
あなたのもとへ向かうの
抱かれるたびに喜びと虚しさが隣り合わせ
違う、違うの。本当はわたしだけを
見ていて欲しかった、ずっとずっと。
あなたはわたしじゃない誰かを愛しながら
片手間に私を満たしている。
そんなもんじゃ満たされない私の心。
本当はあなたがほしいの。
2度も手に入ることのないあなたの心
それでも私はずっと愛してる。
終わってあなたのもとを去るとき
変わった柔軟剤の匂いが切なくさせる。
彼女の好きな柔軟剤の匂い?
もうお揃いじゃない匂いにうつむく。
泣きたいわけじゃないのに
自然と視界の下側がカゲロウみたいに揺れて
気づけば重たい愛が鼻の横を伝って
言葉にならない、言葉に出せば壊れる関係
聞きたいのに聞けない、聞いても返ってくるのは残酷な答えだけ。
そんなもんじゃ満たされない私の心
本当はあなたがほしいの。
あなたじゃなきゃ満たせないのに
それでも私はずっと愛してる。
飽和した心にまた一粒重い愛がスポイトで足される。
溢れる前にあなたの元を去らなきゃ。
決壊したとき、あなたがいなくなるから。
わかってる。だからその前に私から。
そんなもんじゃ満たされない私の心
本当は私を奪って連れ去ってよ
私じゃなきゃ満たさないって思って、そう言って
彼女じゃなくて私をずっと愛してるって言ってよ あぁ…
さようなら
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