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ナニカシラ
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作詞 ミライ |
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「人って簡単に死ぬんだね。」
「あぁ、確かにそうかもね。」
哀に包まれた朝を迎え
僕の身体は重くなる
僕って一体なんだろうね
返ってくるはずもない疑問よ
あぁ神様ならって
都合が良すぎるか
我儘な僕を愛せるかな
人を、世界を、愛せるのかな
「大丈夫だよ。よく頑張ったね。」
この一言で人は笑えるだろう
人ってどうやって死ぬんだろう
僕ってどうやって生きるんだろう
君は何で生きてるの?
あぁ。答えられないんだね。
分からない事なんてないんだと
出来ない事なんてないんだと
君はそう自分に言い聞かせて
生きている気になっているだけさ
嘘まみれの君を愛せるかな
あぶれ者を愛せるのかな
汚れた英雄を抱きしめては
あぁ、哀れだと不意に口に出る
自分勝手だって分かってない
君は何よりも馬鹿馬鹿しい
もういっその事棄ててしまうか
そんな余裕どこにもないようだ
まだ熟してない青リンゴに嫉妬して
「神は不親切だ。」と嘆きながら
「矛盾こそ生き抜くため美だ。」
なんて二番煎じにしかなれないね。
怒りに身を任せ叫んだら
少し楽になれるでしょうか
恐怖という名のナニカシラに
執着してしまって仕方がない
傷まみれの君を愛せるかな
僕は優しくなれるのかな
そんな余裕は無いけどさ
君を愛そうと思えたんだ
「傷まみれの貴方よ あゝ綺麗だ。」
あれほど嫌ったナニカシラにも
なれずに文句ばっか言っている
ツキマシテハ僕は嫌われてる
蜜を吸いすぎて空っぽだね
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