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Snow Drop
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作詞 Rain. |
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それは 星のない闇の中を
手探り 歩いているよう
心許ない こんな気持ち
ねえ 誰もが味わっているの
絶えることなく 積もる雪が
世界の足跡 消すように
時はたしかに とどまらずに
喜びも 悲しみも 連れ去る
たとえば明日が 来ないなら
夢なんて みないのに...
冷めきったはずの 心は
なりやまず 叫び続ける
壊れてしまうこと
怖れて 私から
振りほどいてしまった 未来を
そっと拾い上げて
差し伸べていた 愛しき人
その手に触れてから
はじめて気づいたの
この手がとても冷たいことに
伝わるぬくもりが
こごえる心 潤すから
涙 零れ落ちた
おとぎ話になれず 消えた
祈りや 願いも あるでしょう
だけど 選んだ道は きっと
そう 間違いばかりじゃないはず
後悔も 傷も 今は
まだ 受けとめられないけど
拙くても そう...
あなたへの想いに 嘘はないから
あなたに逢ってから
色を失くしていた
世界が また 色付き始めた
その手に触れるたび
自由になれる
ほどかれてく
あふれだす想いに
気づくために きっと
独りきり 過ごしてきたのだろう
信じる そのたびに
満たされてゆく
強さになる
あなたが いるだけで
あなたも 同じように
さみしさや つめたさ
耐えながら ここまで来たのなら
ありのままの私
受けとめていてくれたように
いつの日か 私も
この手を差し出したい
あなたの支えになりたいから...
どうか 忘れないで
時がふたりを わかつ日まで
決して 離さないで
世界は広く 目に映った
ものさえ 見失うのなら
舞い散る雪に 強く願う
ふたり 離れてしまわぬように...
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