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機械仕掛けのエデン
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作詞 あかさてな |
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インモラルなレプリカント達が蔓延る
不実と裏切りに満ちたメガロポリス
今日も漆黒の闇の緞帳の如き雲が覆い
冷たい酸(アシッド)の豪雨が降り頻り
都市(まち)の道路と言う道路を流れて
最下層の暗渠へと流れ落ちる
中心に屹立するは其の名もバベルの塔
中に収められしは此の世で最も不気味な
オカルティズムにて創られた
スーパーコンピューターシステム
其の名もアーカーシャ
此処は全てが魔術と科学の融合に依って
成り立つ機械仕掛けのエデン
人々は割り振られたアルファベットと
数字が紡ぎ出すコードに依って管理され
未だに重力の鎖に繋がれて空を飛べない
翼を捥がれた堕天使達
此の都市(まち)を覆う様に流れるノイズは
一瞬(ひととき)人々を眠りに就かせる
甘美なるドラッグの子守歌が誘うのは
生と死の境にも似た花霞の薄絹の天幕
美しく暖かな悪夢の中でお休みなさい
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