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足りない情熱と朱色の感情
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作詞 日野家 |
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僕ら怯えて生きてきたんだ 孤独に苛まれながら
赤いリンゴを一口 今日も息をしている
近づいたら消えそうで飲み込んだら危険なようで
そう僕らはいつになってもひとりぼっち
ひとりかくれんぼをしていたらいつの間にか朝が来た
全人類が輪になって踊るダンス 閉じたままあかない未空のタンス
ステップ&ターンを繰り返し頭がおかしくなってしまったか
深海で見つけたターザンロープ 先が見えなくてまた目を閉じた
知らず知らずのうちに気付いていた 僕ら何も変わってないことに
共感と嫉妬の集大成 今夜劇場前で集合ね
回らない回し車 ブレーキの利かないハンドル
静かにそっと静かに待っててね 迎えに行くから
僕から先に行くから 失敗なんてできないよね
漆黒の胎盤に吸い付く蛆虫たち
愛されたいと願う輩たち
どっちにしろ未来は真っ暗だし
期待に満ちていくほど恐ろしいものはないし
誰も彼もが自分の敵だし
何も生み出さず生を全うする塵(ごみ)たち
その前に広がる海に溶ける小さな生命(いのち)
一度溢れた感情は止まらない この世でたった一人週末を想うよ
居ても立っても居られないのは昔から同じ
過去は変わらない?それも思い込みだろ
超天空の世で歌う間抜けたち 側から筒抜けの言葉たち
息をひそめて叫ぶ若者たち 高らかに沈む老害たち
拝借の議を覚える無能たち しらけた理想郷で待ってるアダムの声が今日も聞こえる
早朝のデストロイド
いつも縛りあって喘ぎあってありがとう
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