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北の恋人
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作詞 シゲ |
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北の恋人
北のはずれの小さな町に
お前はひとり住んでるという
都会を捨てて北国の宿
寒さ堪えて生きてるという
悲しくて悲しくて涙が止まらない
お前を捨てたわけじゃない わかってほしい
東北本線 走りながら
窓の粉雪
お前に逢いにいく
雪国暮らしはつらいだろう
冬の寒さは厳しいだろう
都会育ちのお前だから
心許(こころもと)なく生きてるだろう
さびしくてさびしくて涙が止まらない
俺が逃げたわけじゃない
信じてほしい
三陸海岸 通りながら
海鳴りの声
お前に逢いにいく
夜の吹雪は過去(むかし)を運ぶ
思い出させるふたりの夜を
心を抱いたお前と俺は
離れられない仲なのさ
切なくて切なくて涙が止まらない
わけなんか 聞かないでくれ 待っててほしい
奥羽(おうう)山脈 眺めながら
吹雪響いて
お前に逢いにいく
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