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月のアトリエ
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作詞 菜の葉 |
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星空を編み上げたレースを抱いて
月への階段私は駆け上がる
輝夜姫も兎も「無理だ」と止めるけど
私は作りたい星々でできたドレス
羽を折り寝たままの彼に言いたいの
翼はね怖くないよだからまた飛ぼう
宙はほら美しい世界の全てだから
ドレスが輝けばあの子の瞳もほら
希望に満ちてまた空に行けるはず
アトリエは美しい欠片で埋まるけど
材料はまだ足りない
空に集めに行かなきゃ
星の軌跡摘み取って紡糸に糸にするわ
忘れてた雲も要る紡績が足りてない
糸や布まだ足りない
時間は迫るけど
ドレスが未完成なまま星になりたくない
鱗粉を詰め込んだガラス瓶光る
月への階段私は駆け下りる
天人達も王子も「馬鹿だ」と呆れてる
それでも作りたい宇宙を編んだドレス
彼の羽は純白とても美しかったの
光が透け輝くとまるで月のよう
空はほら見ているよ世界の全てだから
ドレスが輝けばあの子の瞳もほら
夢に染ってきっと飛んでゆける
アトリエは輝く材料でいっぱい
それでも足りないわ彗星捕まえないと
削って磨いたら立派な宝石に
忘れた星集めビーズの数が足りてない
石に硝子まだ足りない
時間は進むけど
ドレスが未完成なまま星になりたくない
寿命が足りないわ
ドレスはまだ未完成
100億光年分の命があっても
まだまだ足りないの
作りたいドレスを
完成させたいのに
見せたいのドレスを
詰め込んだ世界を
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