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白昼夢の夜、朝の黄昏時。
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作詞 蒼B-dama |
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美しい詩が書きたい 空に透けるような
息を吹きかけても消えない、そんな詩が書きたい。
明日の事が知りたい 君を透かすような
水色のフィルターを通した、何かが消えた。
美しい海を眺めたい 空に淀むような
玉石混淆というが、そんなものは知らない。
楽しい夢だけを見ていたい だけど無常も欲しい
そんな矛盾を抱えて生きて征くんだ
曰く...「創造は神の叡智だ。」と
曰く...「人々はみんな平等だ。」と
僕は叫んだ 型に嵌った悲しみを
涙はきっと 歪な唯の嘘吐きだから
君を嘆いた 爛る皮膚の 痛みなんて無かった
いつも いつでも 何かを待っていた
屋根の下、夜の街。
美しい物を聞きたい 喉を潤す水のような
沈んだ気泡が弾けた、まるで僕の詩だ。
昨日の事が知りたい 君との思い出も全部
透明のグラスに滲んだ、窓が綺麗だった。
曰く...「創造は模範から始まる。」と
曰く...「芸術は自分でつくれ。」と
僕は叫んだ 言葉にならない悲しみを
そんなの全部 歪な自己承認欲求
君を攫った 縢る言葉 心なんて知らない
いつも いつでも 時刻表を見てる
青天井の下、夕日の雲
混じり合う空に、時間は雲
色を変える、君紛ふ程に
顎を引いた、風が乾いた、思い
吹けば崩れる脆さ。
夢を見てたんだよ
全部覚えてんだよ
霞んだ山も意外と近い
でも 君は遠い
僕は掠れた 声に悲しみを
君を掠った 指にまめができた春
僕は叫んだ 型に嵌った悲しみを
涙はきっと 歪な唯の嘘吐きだから
君を嘆いた 爛る皮膚の 痛みなんて無かった
いつも いつでも 何かを待っていた
白昼夢の夜、朝の黄昏時。
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