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蛍光灯
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作詞 Ibu |
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それは蛍が集まった様な光の灯火
虫はそこに群がっていた
一つ一つ夜道を照らした
そんな私の帰り道
蛍がいなかったらこの光を
どういう言葉で埋めていたのかな
それが分かれば、気に病む事なんて
無かったのにな
涼しい風、抱きしめる暑さ
どんな形で表現したらいいのだろうか?
この世界を照らしたのは
たった一つの蛍光灯
弱い様で僕達を照らしてくれた
そんな夜の月光蟲
待ってと叫んだ宵の果
光の輪廻が続いてく
ここはもう深夜の国々
その光で生きていた
蛍が悲しく静かに消えた
電灯も薄れてった
光が照りなすぎたこの夜は
暗闇が支配していた
北の果の寒さ、熱帯の湿り
今度はどう作ればいいのだろうか
相も変わらずこの世界は
一つの光で出来ていて
その光から光が生まれる
月光を作り出した陽光蟲
夢みたいな景色を只見据えていた
現実の景色も少し見ていた
どうせこの世界も小さな惑星の
一つなのだから
その世界を光の星に変えたのは
きっかけは一つの灯火だった
朝から晩の概念を作り出した
その私の光蟲
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