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月兎の変幻
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| 作詞 Ibu |
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月兎が同じ姿に成る事は永久に無い
貴方が求めるのならばどんな姿でも愛想
愛そうああそうならそう
何も亡くす事なんでなかったのに
月兎は全てを飲み込んで
このセカイを夢へと誘った
ここは何処？
私は誰？
上を観て
夢を観る
君がもし人ならば、どの様に変わったのだろう
君はそっと頷いて、私に囁きかけた
君がもし兎ならば、どの様な姿であったのだろう
君はそっと頷いて、9月の主役を勝ち取った
このリズムが安定する事は
ほぼ無いと言ってもいいだろう
そうだろう？こうだろう？ああなのだろう？
亡くした果てに得た者は
こんなにちっぽけで
長い夢だった
ここなんだろう？
終わりなんだろう？
終いなんだろう？
夢なんだろう？
君がもし人ならば、心もか細いモノだったのか？
君は頷きもせず、心行くまで歩き続けた
君がもし兎ならば、新月の時はどうなる？
君は頷きもせず、そっと隠れた
変幻による変わり続けるこの幻を
私は受け入れる事が出来なかった
今冬の果てにあるモノは
ただ輝く月だけだった
君がもし人ならば、耐えうる事はなかっただろう
それ程迄に貴方は、美しく輝くのです
君がもし兎ならば、飛び跳ねて逃げ出しただろう
それ程迄に貴方は、偉大だったから
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