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心地よい破滅
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作詞 Ibu |
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僕と君だけが生き残ったのなら
二人で歩こう、この世界を
静かに滅んでいくこの世の中を
今だけなんだ向き合えるのは
如何やら、消滅から逃れられそうにはない様で
だったら、散歩を二人でしよう
崩れ落ちる建物、そこらに転がる瓦礫
遠目に見てまだ生きていた
でもさ、一人ぼっちじゃなかったから
孤独じゃなかったから
二人で歌おう
心地よいこの世界の事を
なぜ生まれたのだろう、
ゆっくりと終わってゆくその世界は
僕と君の絆を終わらせてくる
それまで、ちょっと旅に出よう?
分かったよ、同じじゃなくっていいんだって
だから、君といれてとても嬉しかったんだ
でもさ、愛してるも好きだよも
やがて崩れ落ちる
この鼓動が終わるその前に
この足で進んでいこう
生きれているのならばさ
最後の人類に僕はなろう
何故出来たのだろう、
この創造による終わりの歌を
今の季節は冬なのかな
少し寒くなってきたなと感じた
終わる、終わり、終える、止まる
何もかもが意味の無いと思いながら
進む、進む、終わりへ進む
最後ぐらいは楽しく終わりたいな
雪が降り積もるこの世界を
僕は君は生きていた
さあ、一緒に眠ろう?
静かな演劇が幕を閉じた
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