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子供の唄
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作詞 Ibu |
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子どもの君に僕は云フ
「おとなになりたいか?」と僕は云フ
多分彼らは大人になりたい訳じゃない
理想を型取っていたいだけかもね
転んで怪我でもしたのかい
堪えなくてもいいから
理想というのは年を重ねるにつれて
変わっていくものだから
それでも
昔々の子供の君に捧ぐ
理想をどうか支えて欲しい
あの時描いた世界地図の中心で
君は生まれた、それだけでいいんだ
おとなの僕に君は云フ
「子供に戻りたいか?」と君は云フ
多分彼らは過去に取り囲まれている
後悔を形作ったのが僕等ならば
未来ミライの大人の僕に捧ぐ
夢をどうか忘れないで欲しい
届くことの無い過去に向けた手紙を
今開く、後悔のない道を開くために
子供にどうしても期待してしまう
大人という長くも短い
「どっちにもなりたくないな」と
その子どもは言う
子どもは僕等に歌を唄う
「今を生きろ」と云フンダ
そんなの分かってるんだ
今々の春の僕に捧ぐ
「後悔のしない道を歩め」
唯それだけを伝えるだけの
子供の唄、それだけの唄
中途半端な君に云フ
「今を生きてるか?」と僕は云フ
思い出の中だけでも良いから
今を振り返ってみようか?
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