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楽団よ何処へ行く
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作詞 Ibu |
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楽器を鳴らす、楽団よ何処へ行く
皆の知らぬ街が孤独の中なのか
誰もが知る、その演奏者の中に
僕も付いていくことができるのだろうが
どんな低音もどんな高音も
表現してみようじゃないか
其れが楽団の仕事ならば
皆が通り過ぎて行くその場所で
楽団は自分を信じて演奏しづつけた
たった一人の評価が欲しくて
唯々曲をなぞっていくだけなのさ
楽しいが目的の、楽団よ次は何処へ?
ストリートもあれば、スタジオという場所がある
無名のまま進む、その演奏者に
何時か這い上がれるかな、僕は僕を
どんな場所でも、どんな場面でも
皆が全盲にぼやけて見えたんだ
暗い道があっても何時かは光射すから
今は焔で照らしてみよう
誰もが足を止めたそんな歌を
楽団は自信なさげに歌っていた
たった一つの好評を得たくて
唯々メロディをなぞっていただけなのさ
もしも幸せを得たかったら
時間が止まればいいのに
何時までも何処までも信じていた友を
僕は突き動かすことができただろうか?
誰もが信じてたそんな曲を
楽団は練習変わりに奏でていた
たった一つの"キセキ"に縋りついて
唯々楽譜を読み進めていたのさ
メロディの終わった、楽団よ何処へ往く
音楽以外にやれることができないならば
せめて日常に染まっていようがか?
其れだけが僕のできることかも
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