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つれだして
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作詞 NanA |
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あなたが全てだった
あなたの言葉で息をしていた
あなたは一日の始まりと終わりだった
あの頃の私はどこへ行ってしまったんだろう
良くも悪くも慣れていってしまう
暗闇の恐怖を飲み込んで
すでに私の一部になってしまっている
心がここから動けないって言ってる
もう傷つきたくないの 何も感じたくない
彼を喜ばせるためにしてきたことも
何かを期待して投げかけることも
答えのない問いかけをすることも
もうやめてしまった
全てが無駄な気がしている
動けない 動けない 動けないの
扉の向こうには気配を感じる
彼がまだ待っていてくれているような
そんな気もしている
今ある言葉を必死に絞り出しても
どれも嘘のように感じてしまう
私の中に真実が見つからないから
ただ扉の前で立ち尽くすだけで
錆びついてどんどん重くなっていくんだ
こんなことを言うと 呆れられるかもしれないけど
ただ きみに戻ってきてほしいと
ただ その言葉が欲しかっただけなんだよ
あの時は
もう何がしたいのか自分でも
わからないから
なるようになるよね
少なくともあなたのことは好きだけど
もう動けないんだ
ごめん 動けないんだ
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