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流れ
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作詞 皐月 |
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転んだっていいだろう
膝小僧が擦りむけたって
泣いたっていいだろう
泣き疲れて眠るまで
叫んだっていいだろう
声が枯れるくらいに
こんなにも弱い僕を
こんなにもちっぽけな僕を
誰が必要とするのだろう?
そんなことばかり考えて
気づけば夜が明けていた
流れる時間の中で
行き交う人を見ていたんだ
誰も振り向かない
誰も歩みをとめない
そんなこと日常だというのに
無性に悲しくなった僕は
涙を流したんだ
この世界に
日常の残酷さに 嫌気がさした
何故だろう
だけれど 逞しく見えたんだ
あの人も この人も
だから僕は
その日から走り出した
転んだっていいだろう
膝小僧が擦りむけたって
泣いたっていいだろう
泣き疲れて眠るまで
叫んだっていいだろう
声が枯れるくらいに
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