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ゆりかご
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作詞 クーロンさん |
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思い出すあの日
私は世界でたった一人の女をやめて
君の世界でたった一人の母となった
悲しくないよ
君の顔を見たら
そんなことどうでも良くなった
ああ 大きくなった君
いつまでも君は私の宝物
高級バッグ
短いスカート
高いヒール
安物のトートバッグ
ズボン
スニーカー
もう着飾る必要がなくなった
過去は売ってしまいましょ
買い物帰り
重たい荷物を一生懸命両手でもつ君
可愛い可愛いお手伝いさん
泡だらけの手をふいてから
君とハグ
あの頃埋まらなかった穴が
あたたかな光で埋まっていく
私がずっと欲しかったものは君だったんだね
宿った命
生まれた命
それは儚く強い
大切な大切な未来たち
思い出すあの日
私は世界でたった一人の女をやめて
君の世界でたった一人の母となった
悲しくないよ
君の顔を見たら
そんなことどうでも良くなった
ああ 大きくなった君
いつまでも君は私の宝物
君の手を握り歩く
夕日が土手を照らす
尖っていた目の輝きは
今や柔らかい淡い輝き
日々君を守るために変わってゆく私
母として洗練されていく
マニキュア
金髪
赤い口紅
濃いアイシャドウ
母の私には
もう全部必要ない
君を守っていく
この命の限り
いつまでも私の子供≠フ君を
思い出すあの日
私は世界でたった一人の女をやめて
君の世界でたった一人の母となった
悲しくないよ
君の顔を見たら
そんなことどうでも良くなった
ああ 大きくなった君
いつまでも君は私の宝物
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