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闇の中へ
作詞 brother sisters
あれは確かぼくがまだ
小さかったころのこと
きみと出会い 手をつないだ
遊び相手だった 闇の住人

「もういいかい?」の返事は遠く
ずっと100まで数えていたんだよ

暗くて 重くて 冷たくて
仄かに香る湿り気が心地よくて
孤独と 憂いと 欠落とを
きみの名前として 闇の中叫んでいた

泣いた 笑った きみがいた
ぼくのすべてを包んでいた
ともに溶けて バラバラになって
ひとつになろうよ 闇の住人

ぼくの心のドアは薄いから
優しくそっとノックをしておくれ

寂しさ 哀しさ 人懐っこさ
依存からくる欲望で支えられている
「ヒトリニ シナイデ 傍ニイテ」
願い灯した光さえ 黒く黒く染めてくれ

右も左も判らないまま ただ落ちていく
塵のような存在のぼくは 渦を巻きつづけている

暗くて 重くて 冷たくて
仄かに香る湿り気が心地よくて
孤独と 憂いと 欠落とを
きみの名前として 闇の中叫んでいた

妬んで 怨んで 蔑んで
ここはどこ? 私は誰? 教えてくれ
きみだけ それだけ 確かなこと
落ちていく運命の糸に身を委ねていた

きみとなら安心だよ きみとなら安心だよ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 闇の中へ
公開日 2019/07/29
ジャンル ロック
カテゴリ その他
コメント まったく先の見えないほど深い暗がりには、どこか安心感を覚えます。そんな気持ちで書きました。
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