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夏のワスレモノ
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作詞 Tom Kammar |
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昨日よりまた少し
夕暮れ早く
影法師が伸びる
帰り道すがら
コスモスの蕾が
涼風に揺れ
いつもと変わらずに
過ぎていく夏が
ヒグラシの声が
切なくて
心に染み入る
何故こんなにも
遠くに聴こえる
見えない花火
目を瞑ればまだ
消えない大輪
忙しさにかまけて
見ていなかったな
あの夏の空も
もう居ない君も
夏の終わりは少し
切ないと言った
君の言葉今は
わかる気がするよ
何処かで風鈴が
涼風に鳴る
いつもより静かに
過ぎていく夏が
名残を惜しんで
いる様に
遅れ咲く花
寂しくはないの?
余して残した
線香花火
目を瞑ればまだ
昨日の事の様
今年もしようねと
叶わなかったな
この空の下で
ふたりの約束
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