|
|
|
私生児
|
作詞 太田 護葉 |
|
嫌な言葉や 私生児なんて
誰も独りで 子供は出来ん
親が居てこそ 二人居てこそ
片親育ち 石投げられて
それでも生きた 生きて来た
死ぬまで荷物 ずしりと重い
一回きりの 三人歩き
左と右に 幸せの花
忘れられない あの手の温(ぬく)み
それさえあれば 生きられたのに
左も右も 何も無い
死ぬまで続く 凍える道が
納得出来ぬ この世の宿命(さだめ)
一度も消えぬ 灰色思い
さまよいながら 明け暮れ小道
小さな笑顔 ごまかして
これから先の いばら道
独りで耐えて 流されて行く
同じ思いを 耐え抜いている
そんな人達 居ることだけは
忘れず生きて ほしいと願う
自分独りで 苦しみ抱え
思いつめずに 生き抜いて
きっと輝く 朝が来るから
|
|
|