|
|
|
ある夏の日
|
作詞 DGDD |
|
瞬きに疲れて首を丸めて雨音に頼った
重ならない波紋 絶える間もなく
汗と涙は知られず静かに流れて消えていく
これからどんな夢を見るのだろう
広がり始めた小さな雲間に手当たり次第理由を詰め込む
呼吸を始める小さな一歩を自由と呼べたらよかったのに
雨は止まずに違う誰かの憂鬱探して
雲の欠片が追いかける 千切れた影は目まぐるしく
まだ俯いて陽射しに押し潰されそうな私は
失くした傘を思い出せずにいた
繋がらない世界
接続不良
どちらが夢か嘘?
この靴は確かに汚れていくのに
昨日も明日も無視するような惚けたようなあの空のように
泣いては枯れたうろんな日々を自由と呼べたらよかったのに
せめて形を見失わないように堰き止めた
耳を塞いで笑っていた 片目潰して信じていた
無邪気だったね
求めることにあんなに怯えて
今も見えるよ
届かない未来が
咽る残り香 目覚めていく色
風のいたずら 青時雨
雨は止まずに違う誰かの憂鬱探して
雲の欠片が追いかける 千切れた影は目まぐるしく
手を翳したら風にさらわれてしまう私は
これからどんな夢を見るのだろう
虹が見えたら 少しだけ笑おう
落ちた青空 蝉時雨
|
|
|