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憐憫
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作詞 森重 蘭 |
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いつの日か俺が言った言葉は
いつからか柵に包まれていく 絡み合っていく
こうして何もかも離れていく
冷め切らぬ愛にもたれすぎてた
真っ白のうたかたは潰されていく 溶け込んでいく
こうして何もかも廃れていく
戸惑う雨が溝を生み出し
焦り狂った時計にナイフが突き刺さる
シビアな世界だね
せめてもの餞がほしい夜だから
君が嘆き続けていても
味の無い風が吹くだけだろう
せめてもの餞を俺にくれたなら
君の声を聞かせてほしい
待ち侘びた未来に変わっていくだろう
変わっていく時流に追いつけずに
意味もなく変わらずに生きることに価値などない
いつかは過ちと化すべきさ
凍える月をかき消す雲と
張りつめていた糸を 切り裂く孤独の音
平和なはずなのに
せめてもの餞が欲しい夜だけど
君を壊してしまう闇が
ある限り 風は吹き続ける
せめてもの餞に何を言えたなら
しゃがみこんだ胸の中で
運命とは違う何かが生まれて・・・
せめてもの餞がほしい夜だから
君が嘆き続けていても
味の無い風が吹くだけだろう
せめてもの餞が欲しい夜だけど
君を壊してしまう闇が
ある限り 風は吹き続ける
せめてもの餞を俺にくれたなら
傷を深く刻み込んで
君の声を聞かせてくれ
明日こそは待ち侘びた未来に変わっていくだろう
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