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春風センチメンタル
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作詞 欝僞めおる |
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桜並木を 歩いていくよ
最後の 登校日
透き通って きらきら瞬いた
春風に吹かれて 歩むため
一歩が 惜しいけど
必ずまた ここに来るよ
これから先のことだって
まだ ピンとこないけれど
それでも どんどん
進んでっちゃう 今が
今日さよならをしたら
もう会えなくなっちゃうなんて
嘘みたい 本当なんだって
信じきれないよね
今日さよならをしたら
もうさよならはないんだよ
さよなら 言えるのも最後
さよならにさよなら
一昨年の春 思い出せるよ
最初の登校日
廊下花道 拍手喝采
体育館の椅子は前ならえ
埃っぽい空気が
懐かしさ 運んでくれる
これから先のことだって
まだ ピンとこないけれど
それでも どんどん
始まってっちゃう 未来
今日さよならをしたら
もう会えなくなっちゃうなんて
嘘みたい 本当なんだって
信じきれないよね
今日さよならをしたら
もうさよならはないんだよ
さよなら 言えるのも最後
さよならにさよなら
春風は教えてくれる
僕らの喧騒を
長い長い階段を
ストーブのガス臭さを
見解の相違を
給食室へ走る音を
お手洗いでだべる癖を
謳い 笑う 青春を
このあたたかい空気を
あー 泣きそうだ
今日さよならをしたら
本当に 本当に 会えないね
馬鹿みたいに はしゃいだ日々
どうか忘れないで
今日さよならをしたら
当分 さよなら も言えないね
今なら 笑顔で 言えるかな?
大丈夫
今なら言えるよ
さよなら、ありがとう
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