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金槌
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作詞 みくお |
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見るたびに心が痛い ガラスのハートを割る金槌
飛び散っても破片 誰もハートだとは思わない
話に向かって釘を刺す 話に向かって釘を刺す
そう僕は金槌 海に沈む金槌
マグマに溺れた金槌 鋼鉄は温度で消え去った
芯はメラメラ燃え盛り 跡形も無く消えてった
思い出に背き釘を打つ 思い出に背き釘を打つ
そう僕が金槌 恋に溺れた金槌
凍れば皆代用さ 僕は元から氷点下
あぁ、そうやっていつもいつも 頭を叩いてはまた震えるのさ
君だって金槌 僕を打った金槌
糠に釘を刺していく 寝ぼけ眼を擦りながら
あぁ、皆どっか行くんだな 意味無いことが意味を生むのさ
そう僕に意味を 手から落ちた金槌
気付けば足元は錆だらけ 足に刺さるは何かの破片
垂れているのはマグマ 雪の絨毯 全て水になって消えた
やがて僕ごと世界を飲み込んだ 何も見えないよ 何も聞こえないよ
頭が重くて落ちていく 体が喜んで沈んでいく
話に向かって釘を刺す 話に向かって釘を刺す
そう僕は金槌 海に沈む金槌
思い出に背き釘を打つ 思い出に背き釘を打つ
そう僕が金槌 恋に溺れた金槌
自身へ向けて釘を刺し 過去に笑顔で釘を打て
そう僕へ金槌 空へ堕ちた金槌
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