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ないものねだり
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作詞 かじ |
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君と初めてあった日から
君のことばかり考えてる
声が聞きたくなって
もう一度会いたくなって
ただ携帯を握りしめていた
季節は流れ流れて
君と会う日が増えてきて
独り占めしたくなって
君に触れたくなって
ただ横顔を見つめていた
なんて欲深いんだ
情けなくなってくるよ
本当は声を聞けるだけで
隣にいてくれるだけで
よかったはずだったろ?
一人歩くきらびやかな
街の光の中で
ただ君の姿を探している
求めれば求めるほど
大切ななにかを
失ってたんだ
君と恋人同士になった頃
さらに僕は君になにかを求めた
離れてしまうんじゃないかって
愛想を尽かされるのが嫌で
ただ言葉で縛り続けた
君と会う日が少なくなって
愛想笑いが増えてきて
ただ空っぽの口づけを続けてた
なんて結末なんだ
情けなくて腹が立つよ
本当はここにいてくれるだけで
微笑みかけてくれるだけで
幸せだったはずだろ?
もう来ない君の着信を
逃さないように
右ポケットに意識を尖らせる
求めれば求めるほど
ずっと君を
追い詰めていたんだね
懐かしい気持ちを思い出したんだ
君と出会ったあの日の気持ち!
こんな大切なことに
今更気づくなんて
いや今になって
気付けてよかったんだ
声が聞きたくなって
もう一度会いたくなっても
もう会えないのなら
君と出会えたこと
君が生きているということ
それを幸せと呼ぼう
一人歩くきらびやかな
街の光の中を
君との思い出と歩いてく
失くせば失くすほどに
君への純粋な想いが
溢れてくるようで
もう来ない君の着信を
待つのをやめて見たら
ほらこんなにも周りが見える
こんなにも星がきれいだ
遅くなったけど歩こう
次の季節へ
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