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雨上がりの空はより青い
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| 作詞 希雨 |
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覚束ない足取りで毎日を進めていく
ライバルの跫音(きょうおん)が素早く過ぎていく
足元には不揃いの斑点模様 強くなっていく風音
鼻あてが黒ずんだ眼鏡は一瞬で視界不良
G-SHOCKの文字盤は読めなくなる
劣等感で溢れる生活の前には立ち込める暗雲
今こそ晴らす鬱憤 一時の過失で手放す幸運
どこにでも幸せがあって
それを探し求めて
今日を生きる 熱(いき)て活きる 未来を掴んで走り出す
滑ってもいい 転んでもいい
前を向いて立ち向かう
前が見えなくて思わず足を踏み外しそうになる
束の間の強気が過ぎ去って不意に込み上げる恐怖
段々時間が経っていく程 鼓動 焦燥 どうしよう
そんな時差し出された傘 困惑
でも逃さず 人と繋がる どんな逆風にも耐える
どこにでも倖せはあって
突然舞い込んできて
手を取り合う 共に生きる 夢を描いていく
邪魔をする軋轢 守り抜く交誼(こうぎ)
支えあいながら息を切らす
縞鋼板の足場を打ち付ける音で聞こえなくなる足音
それでも前へ進む 天(あめ)を目指して…
叶わない願いもあって
誰でも死合わせていて
忙しなく時が駆ける中で生きる意味を見出だす
沢山のシアワセがあって
時には受け入れられなくて
日々を詠う 生(せい)を謳う そして晴れた空を仰ぐんだ
汚く踠いても肯定 命の過程
土砂降りでもいつかは晴れる
いや、晴らす
そして空は一層青く輝いて見える
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