それでも
作詞 MAST
帰り道に 君と二人
夕焼けさえもきずかなかった
学生服 肩にかけて
君と二人で 帰ってく
ぬいぐるみ落とした君が
泣きじゃくるその顔が悲しくて
走り出した放課後のまち
雨上がりの 街を行くよ
なにやってんだもう
その言葉も 言わずに 走り出した
人ごみ駆け抜けて
走るよ 走るよ 笑顔さがしに
やっとみつけた ぬいぐるみ
ふみつけられた君の笑顔
どろだらけで ぼろぼろだ
君の所へ 帰ってく
ぬいぐるみ見つけた君が
また泣き出しそうに顔ゆがめた
なぜかとてもくやしくなって
君の手をとって 街を走るよ
なんなんだもう
どの気持ちも なんだか さえなくて
人ごみ駆け抜けて
走るよ 走るよ 君と一緒に
ついた町外れ
丘の上 僕は まだ手を握ってた
振り向いた僕
しっかりと その手 握りなおしてから
もう一度言おう
言葉が 詰まる だけど勇気出して
言おう 全部
夕暮れの街
見下ろしたら 涙が こぼれてた
振り出した雨粒
茜の雨
洗い流す 心 もう一度
人ごみ駆け抜けて
走るよ 走るよ 僕は一人で
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