みらい空
作詞 たんばりん隊長
どこか遠くで自動車たちがアスファルト蹴る音がウーウー聞こえる
今はただ広い夕暮れの空の下、緑の中の一本道をひとり自転車こいでいる
やけに低く見える地平線からふと目を落とすと
道端に見つけた白いコスモス、寄り添って飛んでいるモンシロチョウ
いつかの僕らを重ねてみたら、不思議と幼い孤独が泣き出して・・・
だけど「もしも、もしも・・・」を繰り返していたらキリが無いんだ
だから今度はちゃんと「今」を大切に出来るようになるよ
だって僕らまだ旅の途中だろう?
遠くからだとはっきり見えるのに、近づくとつかめない雲のよう
たまに現れたと思うと、いつの間にか消えちゃってる虹のよう
いつからかステキなものほど僕を拒むのはなぜ?
ずっと近くに感じてたんだ、そのぬくもりがまだ残ってるんだ
考えてばかりじゃ埒が明かないけど、抑えてたはずの劣等感が騒ぎ出す・・・
だけど御伽噺の世界では雲にも虹にも乗れるんだ
だから今、スイッチをオンにしてとりあえず進むよ
だって僕らまだ旅の途中だろう?
心の闇に木漏れ日が差し込んだ
ほら、追い風はやってきた、飛び乗って!
誰かの真似して過ごすより、自分にしかないもの見つけよう
その輝きがきっと僕の背中にくっついて
果てしない「みらい」へはばたかせてくれるから・・・
だって僕らまだ旅の途中なんだから!
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