逆流
作詞 さえポン
昨日の風はお亡くなりになられましたそうだ
今日の風が生まれてしまったような気がした
季節の分かれ目も分からぬほど
忙しい僕に 少し落ち着けと
ささやいてくれた あの風は
もういないね ここには
遠いところへ 飛んでいった
喜びを運んで 悲しみまでも運んで
春を好きな君の歌声は
春よりキレイでさわやかで
運ばれた悲しみを 消したよ
やわらかく 暖かく 少し寂しく
泣きたいからって泣いていいのかい?
そんなのはわがままじゃないって言うのかい?
だったら死にたいときに
死ぬのはわがままだって言うのかい?
街が過疎したとき飛んできた鳥は運が悪い
食べるもんも食うもんもないけど
それでも必死に生きているね
どうしてなんだい?どうしてなんだい?
空に叫び問う
だけど ただ笑い 答えてなどくれない
だからと言って 神に聞くバカはいるかい?
叫べば良いってもんじゃないね
だけど無視は酷いんじゃないか?
それとも 僕が嫌いなのか
空はいっつもキレイ事
ばかりのくせに
笑えといわれたからって笑うのかい?
そんなのはつまらなくはないのかい?
だったら死にたいときに
死ぬのは流れてつまらないね
だから死にたいから生きてみよう
辛いから辛くない事してみよう
涙が出たから笑ってみよう
そうすれば少しは許してくれるかな
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