神はいるって　そう思わせたのは神で
神が思わせたって思わせたのも神で
鎖みたいに繋がって重くなる思い
おかげで少しも天国行けそうにないよ

この世は平等って　そう言ったのは神で
この世は不平等って　そう思わせたのも神で
最初から何も信じてないけど
ただ信じないのも苦しくてさ

自意識の崩壊が幕を開ける
過去と未来の扉も開け放しで
どうしようもなく冷たい風が
僕の命を運んでく

右手に神が舞い降りて微笑んだ
僕はまだ生きている
そう思わせたのも神か
すがりつけるのはコイツだけ
僕はもう死んでいる？
そう思わせたのも神か


世界の歯車の一つが狂いだした
錆付いていく
僕は？僕は？


右手の神様はもういない
自分さえもういない
今日もビルの谷間を泳いで
右手を見つけては
遊ぶ神様