狂愛spirit
作詞 Yuki
空を仰いで 君を見る
君の瞳 見つめる先は
俺の隣 俺じゃない
階段のぼり 君を見た
まっすぐ見ても 気づかない
君の姿 目に焼き付けて
君の白い首を見て
俺は血で 染めたいと思う
君のまっすぐな瞳を見て
俺は憎しみで 歪めたいと思う
俺の隣見る 君を見るたび
俺は苦しむ のどの痛み
焼け付く痛み 息ができない
唇かみ締め 口には血の味
その痛みさえも 気にならない
君の声 耳に残したくて
君の歩く背中を見て
俺は強く 抱きしめたいと思う
君の見せる泣き顔を見て
俺は嫉妬で 狂い笑いそうになる
君がまっすぐ見てくれる 夢を見た
君をそっと抱き寄せる 夢を見た
そんな日が 来るわけないのに
無邪気に笑ってさ 君を壊したいと思う
俺の檻に閉じ込めて 愛するんだ
その瞳が 俺だけを見るように
俺だけの君になるように
俺は笑ってさ 目が覚めたんだ
その世界は 赤に染まった 暗闇だった
君の瞳は闇を見ていた
君の背中は脆く壊れそうだった
それでも俺は満足だった
君が俺を見ていたから
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