壊れた玩具のように
僕はひたすら叫んでいた
この世界が　人生が
早く終わらないかと
悩みに悩み、
自分を苦しめていたんだ


何度叫ぼうと助けは聞こえない
この『地球』が広すぎるんだ　きっと
何度悩もうと答えは見つからない
この『世界』が広すぎるんだ　きっと


目指す場所もないのに
誰も見たことのない世界を探し
ただ自分のため
もがき続けた



“光が見つかれば苦しまずすむか？”



名もない人形のように
僕はずっと見つめていた
この世界を　人生を
価値のあるものにしたいと
考えたが　やはり
自分を苦しめるだけか？


幾度見つめようと見つめ返されはしない
この『瞳』が冷たいんだ　きっと
幾度考えようとヒントさえ見つからない
この『ココロ』が悪いのか？


いや、違う

ただ逃げていたんだ

“変わり行く世界を...自分を”


光は眩しく進むべき道を照らし
僕に答えをくれたんだ


“自分の意思と覚悟ほど近くにある光はない”