寂しがりな神様は優しい人と友達になりたくって 大きな水色の海と白いふわふわの島を作りました 神様は欲張りだからいい人ばかり連れて行きます だから下の世界の人達はひどく悲しみ神様を嫌いました 神様は下の世界を恐れて上の世界にしか姿をあらわさなくなりました そして、人々が神様を嫌うたびに雨という涙を流しました。 だけど、誰かが神様ありがとうと言うと顔を赤くして虹色の口でにっこり微笑みました いつか空と大地がひとつになるようにと願いをこめがなら沈んでいきました