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ボーダー line line
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作詞 吟詠 |
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ちっぽけだと云われる世界 僕の目には大きかった
敵なしの天上天下 それって孤独の類義語?
形がない確証がない 「でも」−信じたいと絶叫
硝子の奥に秘める炎は、ちゃんと熱を発してる?
「事実は小説よりも奇なり」・・そして残酷である
背負いすぎた荷を下ろせないくせにまた抱え込む
バカだから分かんない、その言い訳はいつまで有効?
どこまで踏み込める?ボーダーラインを超えられる?
答えてよ
暗い部屋に籠もる 忌まわしい記憶に沈んで
明るみに出た過去を逃れる術があっても
君も僕もきっと笑うことはできない
退行する想いと駆けだしてゆく時間
涙の痕も苦しみも隠して 会いに行くよ
君は無表情で僕を待っている 待っているだろう
悪意をかき分ける たどり着けない果てがある
夢見た楽園の話はしない 君が嫌がるから
汚れた貧弱な手を取って夜を切り裂いた日はいずこ?
その素顔、怒り、まどろみ、もう一度さらけ出して
答えてよ
ノイズで歪む映像に 閉じこめた悲鳴の牙で
パンドラの箱に眠る命はまだ生きてる?
何も知らず空を仰いだ、あの頃に帰ろうよ
砕け散る永遠と溢れ広がる虚像
太陽がなくても幸せになれると思った
君は月のようだった 月のようだったから
幼すぎる 孵化する蝶よりも
悲しすぎる 快楽を覚えすぎた
優しすぎる だから一緒にいたい
答えてよ 境界線を消してみせるさ
爆発する閃光はラストゲームを意味した
僕にしか終わらせられない 凍えるような合図
消滅するラインと再生するライン
涙の痕も苦しみも隠して 会いに行くよ
君は救われたいと願っている 願っているだろう
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