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逆さまメロウ
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作詞 蘇季 |
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言葉にまた溺れて
眠りに浸る午後に
涙でにじんだ色彩(けしき)を思い出して
君が好きだって言ったあの歌口ずさんで、
「もう会えないのかな」
笑ってるように泣いた。
風だけが騒がしく
私の中をすり抜けて
消えてしまいそうなほどの
眩暈が手招いた
「明日が来なくなれば」
そう呟けば痛んだ
胸の奥で
何かがはじけた
ねぇ、私は君に何を望んだだろうか。
願い事を一つ
祈ることは複数
思うことは二つ
想い出は増えてく
君を知るまで時間はいるけど
それでも隣にいたいって思うんだ。
万華鏡の中、覗くたびに
海の底に溺れていくような
涙でにじんだ色彩(けしき)を思い出して
君が好きだった話を思い出すよ。
ほしかったものは、君の幸せで
それを奪っていく私なんかいらないって笑った。
永遠はいらなかった。
刹那をまもろうと思ってた。
ねぇ、それでも歪んでしまう
この世界で
留まっているのは、
神のみぞ知るのかしら。
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