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空に描く物語を 君に。
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作詞 蘇季 |
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水平線の彼方まで
裸足で駆け出してく 陽炎(かげ)に
手を伸ばしても
届かないって
知ってしまってから動けないよ。
流れ星が歌う調べに 崩れ落ちる城壁
いつか散ることを知りながらも
咲き誇る花は
何処へ
向かうというのでしょうか…?
風に乗せた 科白(ことば)
過去(むかし)には もう戻れない
「知っているんでしょう??」
何度も再生するよ
君の声が 僕をよみがえらせるから
眠りに着いた 世界はとても
全てを白く染め上げるから
黒く塗りつぶすことに決めた「のに」
僕はそんな 勇気も気力もなく
ただ、立ち竦む。 佇んだままで。
否定するのは疲れたから
肯定していこう。
蹴り飛ばした 石ころに
破壊衝動を残して
ここから 走り出すことに決めたんだ。
それが罪過でも構わないから。
目の前にある 微かなモノを
手を伸ばしてつかもうとした。
そして目が覚めるなんて
思い出したくはなかった。
・・・――――― これが、物語の始まり。―――――・・・
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