|
|
|
もしもが嫌いなキミ
|
作詞 サガラ |
|
「もしも」の話をする時 いつもその瞳は哀しそうで
仮定ですら夢見る事赦されない二人だったね
大人になっても見えないものがあるとは知らずに
影を重ねる日を待ち侘びては 手を強く握り締めた
別れの言葉は何処か遠くで聞いていたような
優しい歌にも似ている気がして
繰り返すサヨナラはまるで 意味を持たない記号だね
「もしも春が来ないならば」
また キミは泣きそうな声で笑った
何故消えていく
何故離れていく
強い風に吹かれても揺るがないのに
何故覚めていく
何故…
喧騒に掻き消された叫び 直ぐそこにある春は無情にも
新しい季節を運んでしまう
「もしも」の話をする時 いつも心締め付けながら
何でもない日常を描いてしまう二人だったね
言葉にしても叶わないと知ったその日から
影を重ねる日を待ち侘びるなんて 怖くて出来なかった
別れの言葉は何処か遠くで聞いていたような
優しい歌にも似ている気がして
繰り返すサヨナラはまるで 意味を持たない記号だね
「もしも冬が続いてくれたら」
また キミは泣きそうな声で笑った
何故消えていく
何故離れていく
強い風に吹かれても揺るがないのに
何故覚めていく
何故…
喧騒に掻き消された叫び 直ぐそこにある春は無情にも
新しい季節を運んでしまう
別れを運んでしまう
|
|
|