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moUrnig -あなたのいない朝-
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作詞 カジオ |
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朝、目覚めたら あなたがいて
二人で同じモノを食べて
昼になったら 電話して
夕食のメニューを決めて
夜は二人で、笑ってた
傾く太陽が 二人を照らしていた
繋いだ手と手が 離れるまでは
影は一つで 足音も一つだった
今もう 何処にもいないあなたの
歌う声が 何度も聞こえてくるの
どうにもできない想いを掻き立てるように
あなたの輝く笑顔が 私を幸せにしてくれてた
あなたの優しい声が 目覚まし代わりだった
ガレージからのエンジン音が聞こえない夜
「ただいま」の知らせは 未だに無いままで
食事を一人分 作りすぎてしまう
今でも「ひょっとしたら…」と 玄関の鍵を
外の鉢植えの下に 入れたままなの
ただ「お帰り」と言いたくて
私の幸せは 今は何処にも無くて
私の夜は 今も明けないままで
たまに あなたの部屋に行き
あなたのギターを掻き鳴らす
たまに あなたのライターで
吸えないタバコに火を点ける
主人のいない道具と私は
あなたをずっと待っている
帰ってこないのに 待ってしまう
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