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結婚指輪。
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| 作詞 5番 |
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一方通行の道の先
行き止まりの看板。
また見つけた
バカな気持ちを
押さえ付けた。
あなたの横を
過ぎる桜並木は
おっきくおっきく
両手を上げた。
「こんな気持ち
生まれなきゃよかった。」
大スキなあなたの
左手の薬指が
キラキラ光って
目に止まる。
時々重なる
あなたの手と
あたしの手。
そのたび愛しく
切ない気持ちが
溢れ出した。
涙も出ない
出せない時。
毎日あなたは
大スキな人と
笑ってるよね。
あたたかい家庭が
あなたにはある。
あたしが知らない
あなたを知ってる
誰かがいる。
叶わないと
分かっていても
恋をした。
気づいちゃいけない
この気持ち。
伝えちゃいけない
この気持ち。
一時的なもの。
そう思うことにした。
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