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籠の中の神
作詞 紋白蝶
もし涙をなくしても
悲しいことがあったなら
泣き続ければいい
そのための嗚咽だから

我慢など知らなくていい
貴方はそのままでいて欲しい
その純粋さが無知が
私に道を教えるから

言葉という狂気は
いつもこの身にあるの
失うことは無いの
絶対に
たとえ声を失ったとしても

言葉というものは絶対になくならない
溢れている歪な形になって
だから私は傷つける
貴方を守り傷つける

外に針内に毒
どちらも触れば死に至る

我慢などしないで欲しい
貴方はそのままでいて欲しい
その純粋さが無知が
私に未来を伝えるから

私を見つめる目を
私は抉り出したくなる
私を求める手を
私は切り落としたくなる
求めないで触れないで

隣にいて欲しい
でも私に触れないで
貴方は籠の中の神
箱庭の神なのだから

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公開日 2007/09/01
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