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雨で濡れた日
作詞 SAの80
出した傘をしまいこみ 雨の中を歩くんだ
ポケットに手を突っ込んで、
じゃり道を わざと音をたてて歩く

靴が泥で汚れてる
それと同時に
かかとからひんやりと 雨の寂しさが伝わってくる
けど、別にどうでもいいんだ
なにも考えないように


唯一歌詞の知っている曲を
鼻歌なんかじゃなく デカい声で歌って歩く

知らない人に二度見される
カップルにひそひそと何か言われてる
けど、別にどうでもいいんだ

そんなの気にしない


「俺はすごいんだ
知らない奴も俺を見ている」
無気力に笑いながら そう呟く


でも
俺が歌うこの曲は、
君が大好きで君に教えてもらったものだった

俺の全てはまだ君に
繋がっていることを拒むこともできず、
無償にも認めながら毎日この曲を歌うんだ

聞き飽きたし歌い飽きたはずなのに、
君を思い出すために君を忘れないように
気付けば毎日歌ってる



なにも考えないように
今はただ歩くだけ

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公開日 2008/06/11
ジャンル 荅鐚鐚
カテゴリ 紊掩
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