|
|
|
【Most People Anthology】
|
作詞 yuuki.n |
|
06.風に染まる頬
少し不機嫌な君を見ればわかる
季節どおりの風邪の兆候 毎年のように
いつもこの時期にそれをつれてきては
予定通りに次の日の朝 止まらない咳
僕は会社に電話をする 見えてないのに頭を下げて
靴を履いて近くの薬局へ 薬とマスクなんか買いに
君の赤く染まる頬 「恋に落ちたあの日みたいだね」なんて
そんなこと言うと君は少し怒って 「それはあなたでしょ」と言う
そして君が眠る午後 初めて君を抱いた後のような部屋
どことなく似てる 僕は少し黙って いつもありがとうと思う
たまる洗濯機の中を見ればわかる
君の仕事の意味とご苦労 今まで以上に
君はこの時期に風邪をこじらせては
僕の心に語りかけてくる これまで以上に
僕は会社に電話をする 「どうやら明日も無理みたいです」
靴を履いて近くのコンビニへ ゼリーとアイスなんか買って
君が静かに眠る頃 僕はあまり似合わないエプロンつけて
ぎこちなく動きながら何をしようか 考えて洗濯機まわす
そして君が起きる夜 初めて君を誘った時のような部屋
そんな気分になり君を見て呟く 「君の大変さがわかる」
そして君の染まる頬 「恋に落ちたあの日みたいだね」なんて
そんなこと言うと君は少し怒って 「それはあなたでしょ」と言う
風邪が君を抜ける夜 次は僕の喉に絡みついた咳
そんなこと言うと君は少し笑って 「いつもありがとう」と笑う
僕も「ありがとう」と笑う
僕は明日も電話をする 「どうやら今日も無理みたいです」
靴を履いて近くのコンビニへ ゼリーとアイスなんか買う君
07.君の手
夕暮れて帰り道を帰る
君と二人 手を繋ぐ 少し坂道
北風が冬の色を運ぶ
少し寒い 手を繋ぐ 少し暖かい
君の手がなんとなくいつもより暖かいのは
この風のせいなのかな なんて思う今日この頃です
マフラーが首に絡まってる
君がくれたプレゼント 不器用なくせに
君の手がなんとなくいつもより暖かいのは
この風のせいじゃない 君の優しさだよねって思うのです
街灯が夜に瞬いてる
消えないでよ 照らしてよ 僕らの道を
君の手がいつまでもいつまでも暖かいのが
この風のせいだろうと 君の優しさだろうと構わないから
いつまでもいつまでも暖かいままでいてと願うのです
08.Angel in December
Hello.Angel in December.
黒い世界を真っ白に染めてくれ
しっかりと足跡がつくように
いつか誰かがついてこれるように
Hello. Angel in December.
黒い世界を真っ白に染めてくれ
はっきりと行き先が見えるよう
夢をどこかで忘れないように
いつかはビル群も雪の底に埋もれ新しい地面が出来る
そう信じていた旅人の落とした絵の具の色は輝いている
Hello. Hello. Angel born in the snow.
The song that you sing changes the world.
Hello. Hello. どんな世界が来ても
The song that you sing changes the world. Indefinitely.
Hello.Angel in December.
温い世界を肌寒く変えてくれ
抱きしめた温度を忘れぬよう
君を抱きしめることを忘れぬよう
いつかは町並みも雪の底に埋もれ暖炉の火も消える
そんな日がきたら自分の体温だけじゃきっと足りないから
Hello. Hello. Angel born in the snow.
The song that you sing changes the world.
Hello. Hello. どんな世界が来ても
The song that you sing changes the world.
Hello. Hello. Angel born in the snow.
The song that you sing changes the world.
Hello. Hello. どんな世界が来ても
The song that you sing changes the world. Indefinitely.
|
|
|