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Megalopolis
作詞 霧島綴色
辿りついたメガロポリス まるで摩天楼の集大成
僕がここに何を求め やってきたのかはわからない
辿りついたメガロポリス まるで手塚漫画の未来都市
一体誰が何を犠牲にして この今と未来を手にしたんだ

確実に進化を辿る我ら人間どもは
確実に何かを失っていく 気がするんだ

僕が見つめる今は数年前のこの街の公園で
君が見つめた陽はもう二度ときっとどこにも昇らない
もう探せない もう何も見えやしない

辿りついた次の旅立ち 今はまだ午前四時
駅についた今日の僕 最後のお別れ済ませてみる

始発の電車もかなり混んでいる そのなかに
どこかで見た懐かしい顔が見えた ような気がしたけど

終電に間に合わなかった人たちと
始発じゃないと間に合わない人たちで
僕はこの中に紛れ込む 誰もそれに気付かないのが
こんなに寂しい事なのか そこには確かに君がいるのに
僕は大人になった君を 君は子供のままの僕を
もう探せない もうきっと見えてやしない

最後の駅に着いたその時 あれだけいた人はもういない
僕らの思い出はもうすでに 摩天楼に埋まって消えていた

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公開日 2008/08/03
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